予告
'99
夏。有明・・・
年2回のお祭りが行われている。
同人誌即売会
「下手な絵だな」
「わ。そんな事言う人嫌いです」
なごやか・・・ではないかもしれない販売風景。
そこは戦場だった。
「すごい人ですね」
「おい、真琴。ぴろは連れて入れないぞ」
「えーー!?」
「ねこーねこー」
なぜか、やってきている水瀬家一同。
しかし、会場では思いもかけない事態に巻きこまれていった。
・・・うぐぅぅぅぅ・・・
「怪獣だ~」
「大怪獣あゆあゆだ~」
突然現れ、会場に迫りくる大怪獣と化したあゆ。
悲鳴があがりながらも、乱れない行列。
今、有明は本当に戦場になろうとしていた。
「あゆ・・・やめてくれっ
どうして・・・ここまでして・・・
あゆにとって、たいやきとはいったい何なんだっ?」
祐一が叫ぶ。
「・・・くー」
名雪が寝る。
「しくじれば自衛隊が前面に出てくるってさ。
有明を焼土と化しても怪獣の東館侵入を阻止する覚悟らしい。
俺たちがうまくやらなきゃ西館は火の海になるぞ!」
「○ケモンのエロ同人誌はあったか?」
「はい。いくつか」
「よし、会社に連絡だ」
「我らっ」
「ななぴーのためにっ!」
裏で暗躍する武装集団たち。
「私は・・・魔物だけを討つ者だから」
「あははーっ」
怪獣に対抗できる人はいないのか?
ついに、秋子さんが決断を下す。
「真琴、準備はいいですか?」
「え? え?」
「ファイナルフュージョン 了承」
真琴の左右で止めた髪が重力に逆らって上へ伸びる。
そう、彼女こそが 魔法少女プリティまこぴーターンAなのだ!!!
神の怒りか悪魔の業か。
そして、有明で大決戦が始まる。
「ボクは・・・有明にいたらいけない人間なの・・・?」
尾張さんちの物語
お題第12回 『由宇と詠美』 『有明に死す!? 二大怪獣大決戦!!』 投稿予定SS
「なゆきMe公認 ~みちのく女子高生湯けむり秘湯連続殺人恋物語事件スペシャル~ 」
7/23日頃公開予定!!
あなたのコピー本は完売するわ・・・
あの二人が来るもの