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後書き
ジュブナイルな To Heart です……いえ、単にＨシーンが書けないだけなんですけどね(汗)
はじめまして。百道真樹と申します(もちろん、ペンネームです)。To Heart は芹香
先輩とマルチと琴音ちゃんとレミィとあかりと葵ちゃんしかまだクリアしていないビギ
ナーです(つまりこの順番にクリアしました(笑)。100%はまだ芹香先輩とマルチだけです)。
私は元々パソコンゲームをほとんどやったことが無かったのですが(アダルトゲーム
は何と初めて！)、ネットから溢れ出す皆さんの熱い想いに「そんなに面白いなら一つ
やってみっかー」とゲーム屋さんに走ったのが事の始まりでした。……いや、いいです
ねぇ、このシナリオ。年甲斐もなくのめり込んでしまいましたよ(いくつなんだ？など
と野暮なことは訊かないよーに！)。そして皆さんの熱い作品を閲読させていただく内
に自分でも何か書いてみたいな…と思っていたところにお題の募集を拝見して、虫のい
いことに便乗させていただこうと考えた次第です。
それにしても、綾香さんのストーリー、というより浩之くんのストーリーという感じ
になってしまいました(汗)。作品の中でキャラクターの確立している登場人物はどうし
てもそれに制約されてしまいますので筆力の無い私にはキャラクターがほとんど決めら
れていない、綾香さんのような人が書きやすい、それが綾香さんのお題を選んだ理由の
一つなのですが(もちろん、好きだから、が一番の理由ですが)キャラが確立していない
と言えば、浩之くんもそうなんですね〜。浩之くんもいろいろと謎なお方です(笑)。だ
いたいなんでテスト前にちょっと勉強したくらいで無理して入った高校の定期試験、平
均84点も取れるんでしょー？(僻みヒガミ)
という訳で(どんな訳よ！)浩之くんに一昔前の少女漫画のヒーローみたいな「いい男」
になってもらって、綾香さん視点というちょっと変則的な形で書いてみたのがこの作品
です。タイトル「決戦の日」はもちろんエクストリーム決勝戦の日の出来事という意味
もありますが、本当は「決戦の始まりの日」あるいは「決戦の始まりを宣言した日」の
意味です。本当に拙い作品ではありますが、少しでも To Heart を愛する皆さんに楽し
んでいただければ幸いです。