後書き、あるいは解説(言い訳とも言う……)

えーーっと、
 ……志保ファンの方、ごめんなさいです(ペコッ)。
 ご挨拶が遅れました。百道真樹です。前回に引き続き拙い作品で皆様にはお目にかかります。
 今回の「学生の本分」、いかがでしたでしょうか?
 まずは言い訳です。志保ファンの方々、どうか石を投げないで下さいね。
 今回はコメディタッチに迫りたいと思って作品を書きました。そこで、誰をボケ役にするか、というのが
問題だったんですが、やっぱりノリからいくと志保かな〜ということになってしまったのです。
 この話は先にプロットがあって役柄を振ったものではなくて、誰にどういう役を振るかを先に考えて、
ボケを志保、ツッコミを委員長にしようと決めた時点でバタバタとストーリーが決まったという代物です。
 それだけに何とも内容が無いんですけどね。
 ホント、委員長のお題、難しかったです。まともに取り組むと真っ暗な話しか出てこなくて結構苦しみました。
 委員長をハッピーにしようとすると委員長しかハッピーになりませんし、ハッピーエンド以前の話を書こうと
すると一昔前の大映ドラマみたいになってしまうんですね。
 実際、委員長の設定って、結構ハードだと思いません?親が離婚、友達と別れ別れ、親友の裏切り(?)、
慣れない環境で孤立、いじめ……
 そこで私が選んだのは、「委員長シナリオだけど最後まで行っていない中途半端な状態」です。
 委員長は雨の日に浩之によって心を癒されますが、結局友達以上の一線は越えられませんでした。
 その後、浩之と委員長はよく一緒に勉強したりゲーセンに行ったりするようになりました。あかりたちも
交えて仲良くやっています。……という状況だとお考え下さい。
 なお、「エクストリーム全国2位」というのは、前回のお題、来栖川綾香SSに投稿させていただいた
「決戦の日」からの引用です。「学生の本分」と「決戦の日」は同じ時間軸上のSSです(さりげなくPR)。
 相変わらず、浩之くんがヒーローしてますね(笑)。
 また、「西高」というのは浩之たちが通っている高校の略称として便宜的に設定しました。
 私が気付いていないだけですか?浩之たちの通ってる高校って、一度も名前が出てきてないと思うんですけど。
 長くなりましたが、私の未熟な筆にここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。
 この作品が To Heart を愛する皆様に少しでもお楽しみいただければ幸いです。

by:百道真樹



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