あとがき ふたこと・みこと
…はぁ。
しっかし、全体的に暗いなぁ。なーんでまた、こーなっちゃったんだろ。
そもそも当初の予定では、バリバリ『H』な作品になるハズが。う〜ん、まったく…。
そいつは別なヤツに持ち越しだい!
というわけで、あんまり「量産型セリオに愛の手を」(今回のコンセプト)になって
いないかもしれませんが(ホントは、らぶらぶ蜜月シーンとか、描写してあげたかった
んですけどねぇ…)。
少しでも楽しんでいただけたなら幸いです(…このクラ〜い話で、どー楽しめっちゅー
んでしょ〜ね〜)。
語り手の神楽渋氏と娘の真白ちゃんは、〆切過ぎの手直し段階で、名無しじゃ可哀相
だからと急きょお名前が付けられたのでした。我ながら、ヒドイ話です…。
紫煙をくゆらせるチョイと野心家な眼差し、どことなく影を感じさせつつ佇(たたず)
んでいる三十代と。幼稚園の黄色い肩かけカバンをカタカタいわせて走ってきて、ダイ
レクトに躊躇なく飛びついて、父親のひたっていた雰囲気をぶち壊しにしちゃう、おしゃ
まなおチビさん。
イメージ、そんな父娘のつもりっす(…いや、たった今、とってつけたんですけどね)。
書いてる最中にえんえん掛けっぱなしだったCDは、何故か…。
『シャムシェイドW Zero』だったりします。
んー、中身と全然カンケー無いなぁ。
それから、今回は石川英輔さんのSF『プロジェクト・ゼロ』を再読してから取りか
かりまして。そちらの影響は受けてる…ハズですけど…う〜ん、どーでしょ。
ついでと言っちゃなんですが、オマケの方も見ていただければ嬉しいです。
ではでは。失礼しました〜!
風羅