『そして、もう一人のセリオ』 あとがき



よし、セリオ書くぞ!と思った瞬間、思いついたのはHなネタばかりでした。
けれど、自分のことを想ってくれてもいないセリオ相手に、エロを書くのにはさすがに
抵抗がありました。
かといって、好きでいてくれるセリオ相手に書くのであれば、どうして好きになってく
れたのかを、自分に納得させなければなりません。
まずは、それから始まりました。
最初に書き始めたのは、HM-12とHM-13の発売直後、来栖川のメイドロボ販売ショールーム
で、コンパニオンをしているセリオに、少年が惚れるという話でした。
でも、いまひとつだなーとか思っていたとき、CRUISER氏と喫茶店で話していて、「ボツ
にしたネタで、悲恋ものがひとつあるんだけど…」という話が。
それが、このお話の原形です。
悲恋は書けないんで、登場人物を操作して、恋が成就する話にしてしまいましたが。
なんか、まるで結婚を申し込みにいって「お嬢さんを下さい」というやりとりをしてい
るような感じになってしまいました。
色々と、このあと試練もありそうですが、二人には幸せになって欲しいものです。


おまけに、少しだけ書いて、結局やめてしまったHなほうの話を付けておきます。
本編のほうとは、全然つながりがありません。主人公も、違う青年です(…いや、もし
かするとこの物語の三年後くらいの話かも(笑))。
未完です。というか、まるで書き進めてはいないのですが…気が向いたら、続きを書く
かも知れません。とはいっても、続きを書くとかそんなたいそうな話でもないのですが。
一発ネタですし。


さて。
最後まで読んでくださってありがとうございました。もし気に入っていただけたなら、
他のお話や、これから書くお話なども、また読んでいただけると嬉しいです。




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