おまけ:(すんません書きかけです)
「──タカヒロ様」
セリオが、僕の名前を呼んだ。
「なんだい、セリオ?」
不思議そうな顔で僕を見ているセリオに、応える。
「その──ご主人様のなされることに対してこんなことを言ってもいいものかどうか分からないのですが──」
申し訳なさそうに、セリオが言葉を紡ぐ。
「──なんで私にこんな恰好をさせるのですか?」
「…いや、メイドロボでご主人様とくれば…ほら、あれだ」
セリオは、前時代的なメイド服に身を包んでいた。
偶然、街の怪しげな店で見つけてきたものだ。安い買い物ではなかったが…それは、セリオによく似合っていた。
「可愛いよ、セリオ」
「ご主人様──」
少しはにかんだ微笑み。
恥ずかしがったその表情は、僕の理性を吹き飛ばすだけの十分な破壊力をもっていた。
「セリオ…そこに立って」
「こう──ですか?」
ふわりと、長いスカートのすそが広がって舞う。
長い髪をアップにまとめたせいで、えりのすき間から見えるうなじが色っぽい。
「壁のほうを向いて…そう」
僕の言葉通りに、壁に向かって立つセリオを、後ろからゆっくりと抱きしめた。
「いけません、ご主人様──あっ」
柔らかな布の下に収まった弾力のあるふくらみを、少し乱暴に手のひらで包み込む。
セリオが、ぎゅっと目を閉じた。
「んっ──」
鼻にかかった、甘い声がもれる。
頭の芯からとろけそうなほどの興奮を、僕は感じていた。
セリオのうなじに、ゆっくりと唇を触れる。
冷たい中に…少しだけ暖かい感触。
「セリオ…」
唇を、わずかに浮かせただけで言葉を形づくった。
そのまま、舌で髪の生え際をなぞる。
手の中で、セリオの胸が複雑に形を変えていた。ブラは…当然のことながら付けていない。
「い、いけません──ご主人──さま」
セリオの当惑の言葉。その中に、少しだけ甘えた響きがあった。